こんにちは!今回のテーマは、「不登校」です。中学生における不登校は、出席日数が足りずに全日制高校に進めないといった進学を阻む「壁」となっています。
不登校 小中学校における不登校児童生徒数は、29万9048人。10年連続過去最多を記録。
不登校で、パッと浮かんでくるキーワードとして、「いじめ」「孤立」「無気力」「発達障害」「障害」「学校教育の限界」「一斉授業」「仲間外れ」「地域からの孤立」「保護者間のいじめ」「地域内のいじめ」「貧困」といったものがあります。様々な要因が重なった結果であると考えられます。
不登校は、全日制の高校を希望しても入学が難しく、定時制や通信制高校に進学するケースが多いそうです。
近年は、以前に比べ入試で出席日数を問わないなど柔軟な全日制高校も増えてきました。日中に通学できるカリキュラムを用意する定時制や通信制も増加しています。
文部科学省も、不登校の実態に配慮し特別な教育課程を編成できる「学びの多様化学校」=旧不登校特例校を現在の24校(小中学校含む)から300校まで増やすことを打ち出しています。
愛媛県 私立松山学院高校
令和4年 全日制「Newコース」
登校に不安を持つ生徒に配慮した運営が特徴
初年度約40人に対し、今春は169人の入学見込み。
声かけや寄り添い、似通った境遇の子同士で気楽に通えるなど人気が高まり入学は3年で4倍になっている。
全国でこのような高校が増加しており、学びの場の確保と社会的自立ができるよう指導することが求められている。
寄せられる感想
学校に行けるのは凄い 不登校、学校が怖いって子は学校自体が行きたくない場所なのに、行く気になって学校に入れて少しでも学校で過ごせるなんて、本当に凄い立派だし一歩踏み出す勇気があって感動するレベル 初めての事に対してクレームや意見が出るけど、まずは今通ってる子達の様子を見て、改善や変更するべき所があれば変えたらいい気がする この状態を作り出した人はとても素晴らしくて尊敬しました。
nekoさん
僕も高校を中退した経験があります。 人によっては社会に戻れると思うし、支えてくれる場所からでも自分なりに頑張ってみるところからスタートしてもいいのではないでしょうか。 僕は働いていません。指定難病になったので、障害年金で生活しています。 なかなか身体に障害があると仕事がみつからないですね。 なかなか他の人のようにはいきませんが、 簿記2級やExcelの上級資格を取ることで今できる努力をしています。 マクロやVBA、税理士の科目受験の勉強少しづつ勉強してやろうと思っています。 その時に一番大切にしていることは、 病気でできなくなってしまったことは仕方ない。だから、障害があまり関係ないことは、 できることをひとつづつ増やしていくことが大切だと考えています。 ここの学校にくることで、少しづつ前に進んでいける子や全日制の専門学校などにはいけるようになる子がでてくるといいですね
art*******さん
学校が全てでは無いけれど、今その不登校を受け入れてくれてる親もいつかいなくなってしまう。それで社会に出れれば良いけど。 社会に出れば学生時代より年齢もさまざまな色々な人と関わる。理不尽な事も更に経験する事があるかもしれない。不思議なのが不登校の兄弟がいると下の子も不登校だったり。 未成年や学生時代は誰かが手助けしてくれさまざまな選択肢をくれる。 でもそっから先は誰も助けてくれない。 急に自分の責任に変わる。 なんとか頑張って!と思うけど難しい問題。
xyl*******さん
まとめ
不登校には様々な意見がありますが、背景には社会不安と連鎖している貧困の問題が根底にあります。
集団生活の中で一糸乱れぬ行動規範を求められる教育現場や社会生活が存在しています。
その中で、一方では国や人種、思想に対する多様化を許容しつつ、もう一方では学力と運動を競いあわせ集団的カーストと社会的カーストを生みだし、はみでる者の排除しています。
その生産性のみを重視した構造の歪みの連鎖こそが、不登校につながり基礎学習力を失い高齢のひきこもりにつながっています。
ひきこもりや社会から取り残された人々のフォローに現在、日本や各国が取り組まなければいけない壁になっていると考えます。
また、働きが多様化し、人間に代わってAI化が進んでいることに相反し、創造性が求められる人間にしか出来ない仕事はこれから柔軟性・思考力・リーダーシップなどの関係性の構築に関連する仕事は、より一層需要がたかまっています。
しかしながら、そのような働きにつきものなのが、イジメや疎外、閉塞的な中でうまれる摩擦です。
そのような解決策も見出せない中で、各国が社会構造上の見直しの中で、基礎的学力と社会的自立のための教育を、二極化する形をとらざる得ない状況を生み出しています。
それは、ひとえに集団において生存するにあたり排除する心理が作用しているからです。
人類は生産性や利益を生むため排除する社会構造をつくりあげました。
次世代は、排除しない社会構造をつくりあげ真剣に向き合い、考え、ひとり一人が幸せとは何なのかを追求する時代にきており、それらが不登校や高齢のひきこもりを解決していくと考えます。
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