今回は、就活に関して調べていきます。一般的に、「先ずは就職」を決めて、その後に人生プランを考える、、といった流れが大半の道筋ではないでしょうか?
では、これからの就活で考慮すべき点をあげてみます。
まず雇用のあり方
昨今の、我が国の雇用の変化をみていきます。
日本企業の雇用の流れ
人件費をおさえるために、解雇せず非正規雇用を増やしてきました。労働法派遣法改正(平成8年)により非正規雇用が増えました。その為、低所得者が増加し、出生率の低下、年金未払いの増加等に伴う年金の引き下げ等、社会保障制度の維持そのものが苦しい状況が続いています。
この厳しい状況下、実力主義の時代で仕事に真摯に打ち込む社員やそのような形態の企業でなければ生き残れない状況にきているのではないでしょうか。就活にあたり仕事に対していかにコミットするかがこれからの時代に求められています。
どのような仕事をどの形態でやっていくのか?
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本当にやりたいことを仕事とし雇用される
- 企業し個人事業主になる
- 修行
- 伝統工芸大学で伝統手法を身につける
- 中小企業後継者支援を活用し後継者となる
- 企業買収
就活前に。自身の強み・弱みをしっかりと考えると、必然的に
自身の今後をvision化する。
従来のような
正規雇用を維持できる企業とても少ない。
まとめ
非正規雇用者が多く低所得者の多い日本企業の現状は、深刻です。社会保障や教育の在り方までも壁にあたっています。
不登校が約30万人に膨れ上がり、集団学習ばかりで自発的な学習が少ないとされる学校のあり方に対する限界がきているのです。様々な問題から成人しても働けない、義務教育に参加できずにいたことでの基礎学習の欠如、引きこもり、自立した生活が送れないなどの若者や中高年に至るまで苦しい日本の現状が雇用形態まで波及しています。
仕事を選択する中で、自身と真摯に向き合うことが就活だけでなく、生き方を見出し、自身にやれることが何なのかを考える機会だと言えるでしょう。10年20年と続けられる仕事は何なのか。自然と思考が働いていくと思います。
自らが学び、決定し、変革をもたらしていく主体的な「エージェンシー」という学び方が聞かれるようになりました。このエージェンシーを、世界の理想的な学びの形としている国も多くあります。このエージェンシーが、就活の場、ひいては就労後、選ばれる人材を生み、即戦力となり「企業の力」になるといえるでしょう。
企業の力になると思える人材を、企業は欲しています。もちろん基礎的学習が重要ですが、10年先に生き残る企業かがわからない昨今、自分で考え、自分で決定し進んでいく人材と、その企業が必ず生き残ると言えるでしょう。
日本企業は日本独自の文化である「同調性」を求め、最低限身につけるべきスタイルを強要しています。黒髪にリクルートスーツ、敬語に上下関係というように、就活においても同調性を身につけたうえで、自身で学びをすすめるという強みと姿勢を見せることで、嬉しい通知が舞い込むのではないでしょうか。自身の学びを深め、よりよい企業づくりを仲間と共につき進むvisionをもって就活してみましょう。おのずと、控室でも面談の場でもその姿勢が所作ににじみ出て、合格に近づくのではないでしょうか。
就活されている皆さん頑張って下さい。
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