助けて!!!穴から無事救出!!

時事記事
子ゾウが穴に

 

タイ中部で、1歳ほどとみられる子ゾウが深さは2メートルほどの穴に落ちました。

子ゾウを助けるために、母親ゾウが村人たちに助けを求めてきたのです。

穴に落ちた子ゾウとなんとかしようとしている母親ゾウ。

 

タイ中部でカメラに捉えられたのは、突然、走りだしたゾウです。ゾウが興奮していた理由は、子ゾウが穴の中に落ちてしまったことでした。地元メディアによると穴の深さは2メートルほどです。1歳ほどとみられる子ゾウでは、自力ではい上がることはできませんでした。

そこで立ち上がったのが、近くの村人たちです。子ゾウの救出チームを結成しました。

まずは妨げにならないように、麻酔で母親ゾウを眠らせました。すると、母親は穴に顔を突っ込む形で気絶。

 

これが功を奏して、子ゾウは母乳を飲むことができるようになりました。

 

気絶した母親ゾウから母乳を飲む、子ゾウ。

母親ゾウに麻酔をうち眠らせる。

その後、重機で母親ゾウを穴からひきあげましたが、ここでトラブルが起きました。

近くの村人たちが救助にあたりましたが、救助の妨げにならないよう麻酔で眠らせた母親ゾウが、心肺停止になってしまいました。

心配停止になり、それに気づいた中年女性が必死で心臓マッサージをして周囲によびかけました。周囲の人はそれに気づいて、数人で心臓マッサージをしています。

鳴き声をあげる子ゾウ。救出チームも必死に蘇生させようとしました。

そして、無事に穴から出られた子ゾウは母親のもとへ向かいました。

救出チームが懸命な蘇生活動を続けている。

 

すると、息を吹き返します。

 

無事、ジャングルへと帰っていった。

まとめ

タイの人達は、救出も人工蘇生も大変スムーズに出来ます。村人の善意で命を守るため、何の邪念もなくただ必死に救出しています。

感服しますね。無事、森に帰っていくゾウの親子をみて、村人も皆が笑顔でとても素晴らしい対応でした。

動物への善意は、人々が善意を善意で返すというタイの風習を物語っています。温かい国で有名なタイは、動物にも温かい国民性でした。

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