皆さん、こんにちは!今回は、現在困っている彼女と過去に困ったことのある女優のエピソードを比較し検証し参考にして欲しいことを書きたいと思います。
ナイトブラという商品のPRを具体的な内容で契約せずに請け負い、豊胸手術をしていたことが表立ちナイトブラを購入した消費者からの避難が殺到し、全額自己負担で数億円の返済賠償を行った『てんちむさん』です。現在ナイトブラの会社から訴えられ、第一審は3億8457万4504円の損害賠償を命じられました。只今控訴中です。
第一審は、これまでの経緯やその資料のないままの裁判により賠償金額が上がりました。
少しずつ証拠や資料により、この裁判の賠償額は減るものと考えられます。そもそも、ナイトブラの広告にサイズUpと思わせる文言などの取り決めは口頭でもないようです。広告内容について、契約書で契約していないものに対してどのような判決になるのか不明です。
泉ピン子さんはご存知でしょうか?
あの大物女優です。彼女の人生も波瀾万丈です。
16歳で浪曲師の父親のもと父親と同じ事務所から芸能界デビュー。その後彼女は、家族や事務所関係者といった周囲の人の為にも自身の為にも俳優業で一心に働き続けます。その間、医師である夫との結婚、夫の隠し子発覚からの認知、しかし離婚せず今もご夫婦で暮らしています。
俳優業にバラエティー番組やCMなど彼女は多岐にわたり活躍されていました。当時の私の記憶にも、色々な役柄をこなし活躍されていました。
しかし、彼女はそんなにお給料を貰っていなかったというのが実情のようです。
転機となったのは、渡る世間は鬼ばかりで共演していた野村昭子さんとの会話からでした。「事務所が生活費としてこれくらいしかくれないの」・・・「バカな。マネージャーが8人もいてそれしか払われないなんておかしい。そんな事務所辞めちゃいなさい」
当時、彼女がお小遣い制として貰っていた金額が給料でした。これにお金がいるからと所属事務所に報告し貰うという形をとっていたようです。
いくら売り上げの5~4割が税金で消えるとはいえ、右も左もわからないタレントから都合よく搾取していたという現実が表だって見えてきたのでしょう。
そこからピン子さんが回想されています。
マネージャーは8人で売上がでているタレントはピン子さんのみ、稼いだお金は全部事務 所に入れて、実印も預金通帳も、全部預けていました。たまに、書類を見せられて「サインして」と言われても、事務所の社長とは親子同然の関係で信用していたので、書類の中身も読まずにサインしていたと。
ピン子さんが退社を告げると、今まで親子程の関係性だった事務所の社長の目は、その言葉を告げると共に一瞬で敵の目となったとリアルに回想されています。
退社後、事務所の社長に訴えられ、数ある借金はピン子さん名義にされており、勝手なサインも数多くあったものの全てを渡していたピン子さんの借金となり、借金額がいくらかは本人の意向で書かれていないものの数億円を52歳のときに抱えてしまいます。
ですが、ピン子さんはもろともせず借金を返済したのでした。
女優の野村さんは、ピン子さんに200万円をもってきて下さったり、借金を背負った後も「あんたが払い終えるまで、私は生きててやるから、最後まで頑張んなさい。私が事務所 を辞めろって言ったんだから。骨は拾ってやる」と言われたそうです。
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