こんにちは!
今回は、「セクシー田中さん」原作者の芦原妃名子さんについて、なぜ亡くなったのか?
疑問が持たれています。なぜ残念な結果に至ったのかを調べてみました。
また、原作を生んだ作者の心情も考察していきたいと思います。
脚本家の相沢友子さんは
12月24日
「セクシー田中さん」今夜最終話放送です。最後は脚本も書きたいという原作者たっての希望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しましたが、残念ながら急きょ協力という形で携わることになりました。
12月28日
「セクシー田中さん」最終話についてコメントやDMを沢山いただきました。まず繰り返しになりますが、私が脚本を書いたのは1~8話で、最終的に9・10話を書いたのは原作者です。誤解なきようお願いします。
ひとりひとりにお返事できず恐縮ですが、今回の出来事はドラマ制作の在り方、脚本家の存在意義について深く考えさせられるものでした。この苦い経験を次へ生かし、これからもがんばっていかねばと自分に言い聞かせています。
どうか、今後同じことが二度と繰り返されませんように。
2月8日
このたびは芦原妃名子先生の訃報を聞き、大きな衝撃を受け、未だ深い悲しみに暮れています。心よりお悔やみ申し上げます。
芦原先生がブログに書かれていた経緯は、私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました。いったい何が事実なのか、何を信じればいいのか、どうしたらいいのか、動揺しているうちに数日が過ぎ、訃報を受けた時には頭が真っ白になりました。そして今もなお混乱の中にいます。
SNSで発信してしまったことについては、もっと慎重になるべきだったと深く後悔、反省しています。もし私が本当のことを知っていたら、という思いがずっと頭から離れません。あまりにも悲しいです。
事実が分からない中、今私が言えるのはこれだけですが、今後このようなことが繰り返されないよう、切に願います。
今回もこの場への投稿となることを、どうかご容赦ください。
お悔やみの言葉が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。
芦原妃名子先生のご冥福をお祈りいたします。
2024年2月8日 相沢友子
これを最後に、このアカウントは削除さすせていただきます。
※相沢友子Instagram:引用
2023年10月期にドラマ化され、制作人とのトラブルが報道されていました。
芦原妃名子さん「ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」。漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正させていただく。」漫画が完結していない以上、ドラマなりの結末を設定しなければならないドラマオリジナルの終盤も、まだまだ未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない様「原作者があらすじからセリフまで」用意する。原作者が容易したものは原則変更しないでいただきたいので、ドラマオリジナル部分については、原作者が用意したものを、そのまま脚本化していただける方を想定していただく必要や、場合によっては、原作者が脚本を執筆する可能性もある。」
※引用元:芦原妃名子ブログ 現在、こちらは削除されています。
「セクシー田中さん」の生みの親、芦原妃名子さんの想い
→ドラマ化するにあたり原作に忠実に再現して欲しいと当初より希望がある。
→監督やスタッフと内容について話しあいはなく、原作が大きく書き換えがあった
改編され、作品の個性を消されるならドラマ化を今すぐやめたいくらいだと何度も伝え、芦原さん自身が1~7話まで加筆・修正を加えて原作通りになるように脚本の完成にこぎつけた
→脚本家、監督などのドラマ制作スタッフと芦原さんをつないでいたのは、プロデューサー達のみで伝達の実態は不明であった。
→1~7話まで完成させたこの時点で、芦原さんは相当疲弊していた。
しかし、改編され1~7話がドラマ化していた
→芦原さんが、なんとか8話を脚本化した。
→ドラマ制作のスケジュールのリミットが迫っていた為、8話だけ改編前の内容に修正し渡した。
1~8話まで脚本を執筆した方が9、10話の脚本には関わらないと返事があった
→9話、10話の脚本を芦名さん自身で書くことになる。
芦原妃名子さん「何とか皆さんにご満足いただける9話、10話の脚本にしたかったのですが、、、。素人の私が見よう見まねで欠かせて頂いたので、私の力不足が露呈する形となり反省しきりです。漫画「セクシー田中さん」の原稿の〆切とも重なり、相当短い時間で脚本を執筆しなければならない状況となり、推敲を重ねられなかったことも悔いてます。」
※引用元:芦原妃名子ブログ 現在、こちらは削除されています。
Xの最期の投稿 1月28日
芦原妃名子「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」
まとめ
芦原さん守れるようなドラマ化の制作が出来なかったのでしょうか?ここで、大事なのはドラマ化するにあたりスポンサーがいるということです。原作者の意向より別の意向が強く働いてこのような残念な結果に至ってしまったのかと思います。
作品を生んだ芦原さんの想いは、今後も皆さんの心の中で生きていくと思います。作品の中の、地味な田中さんがセクシー田中さんになるまでの心情を芦原さんはとても大切にされていました。
「セクシー田中さん」は、まだ未完の作品でした。このような形になり、完結することが出来なかった原作者の芦原先生の無念さを思うと残念でなりません。
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