【愛媛】約12億円の特殊詐欺被害はニセ警察詐欺だった【その手口の解明や見解】

時事記事

警察が発表している特殊詐欺で全国で最高額

高齢者を狙う巧妙な詐欺の実態

手口

  1. 警察を名乗る男から「あなたの口座で資金洗浄されている」という電話を信用した
  2. 2025年10月頃からやりとりし、2025年12月~2026年2月までの間に騙し取られる
  3. 8回にわたり12億円を騙し取る
  4. 振込をおこなった金融機関へは、犯人グループから送られてきた「県外の実在する土地の高額なニセの売買契約」を見せ振込を行わせていた
  5. 誰にも言ってはいけない、と口止めをされていた
  6. 巨額の資産を一人で管理していた
  7. 警察手帳や逮捕状の画像を送っていた

時系列で見て見ましょう

2025年10月30日 電話
                              薬局店員を名乗る女 「あなたの保険証が不正に使われている」

                              石川県警を名乗る男 「あなたの身の潔白を証明するために協力する」
 と言われ、丁寧に対応されることでこの男を信用した

その後                    別の警察官・検事を名乗る男等とSNSでやり取り
                         「あなたの口座で資金洗浄されている、お金を全て送金してください」

自身の身が潔白であることを証明するため、約12億円を送金した(県内の金融機関の窓口で2025年12月~2026年2月までに計8回)

その後                  男達と連絡がとれなくなって不信に思い、2026年2月に警察に相談し、
                             事件が発覚した

考察

今回の詐欺は、金融機関からの引き出しに際して、「ニセの高額な実際に存在する県外の土地の売買契約書」を使用しセーフティネットをくぐり抜けていた。そして、短期間に集中して行っていた。また、電話でのやり取りで信用させ、その後は頻回にSNS上でやり取りを繰り返していたことから、被害にあわれた方がスマホの操作が多少なりと出来、銀行に対して資産を一人で動かせる程の信用があった。また、地方の金融機関での対策に限界あり認知機能の衰えがない場合でも多額の資金の流用が可能であったことが被害額が大きくなった要因にもなる。

対策
・怪しいと思った際には、電話を切っても寄りの警察署に相談する。
・相手方から示された番号には、決して折り返さない。
・「警察手帳や逮捕状の画像を送る」ことは決してないという認識をもつ。
・相手が誰であっても、警察官がメッセージやアプリで連絡することはない。
まとめ
「うちにはお金がないから大丈夫」などと言う高齢者でも、ひとたび詐欺の手口にかかってしまうと借金をしたり、家や土地を売り払ってまでも資金を調達するようだ。

現在の詐欺の手口
・投資詐欺
・ロマンス詐欺
・ニセ警察詐欺

一番の良い対策として、1人で引き出せないように設定する。電話に出ない、訪問客にとりあわない。

家の電話は「留守番電話」にし、携帯のショートメールは読む前に消すことを推奨します。現在、詐欺だけでなくショートメールにウイルスを付帯させ送信してくる手口が多発しています。

また、ウイルス対策、詐欺対策の知識のアップデートは頻繁に行うことでそれらを引き寄せないようにしましょう。